Diary

無双クロードの話
先生いなかったらあんなもんだよなあ…とは思う。

そもそも翠の時点で、先生いないとどうしようもない人。自分たちが旗を掲げてもしょうがないけど先生がいれば名分も立つ、みたいなこと言ってたし、パルミラの援軍連れてきて仲間たちから詰め寄られても「信じてくれ!」の一点張りであとのことはぜんぶ先生に丸投げしてたし、先生いないとどうしようもない感はかなりあった。生い立ちからして、信じてもらえないことにすごく敏感で、誤解を解くとか真摯に話し合うのが難しいのかもしれない。表向きには安定してて頼れそうに見えるけど、本当は繊細で、真実を話して傷つくことをおそれているようにも見える。
それにしてもパルミラの件は自分でローレンツをフォローしなさい。先生に投げるな。先生も事情知らんがな。

クロードの世界に先生がいることが必要だったのかな。蒼・紅ルートでフォドラを託してパルミラに帰れたのも、先生がフォドラにいてくれるなら大丈夫だって信じてくれたからだと思う。

黄ルートのアリルの件は、クロードと仲間たちどっちが悪いとかもあんまり思わないかな…どっちもどっちというか、なるべくしてなったというか…年長組のジュディットとホルストとか、貴族組のローレンツやリシテアたちにはわかってほしかった反面、でも元は同盟諸侯だし、仕方ない気もする。

帝国の双璧とかベルグリーズ家とか、青獅子のフラルダリウス親子とかドゥドゥーとかが命かけてリーダーをフォローしてくれるので、レスターの仲間もっとがんばれって考えてしまいそうになるけど、帝国王国と同盟は仕組みがまったく違うから…
帝国や王家を支えることを使命として生きてる人たちと、元は諸侯の寄せ集めにすぎない連邦では、リーダーに対する接し方も変わるんじゃないかな。連邦の王様は、王様と名前はついててもファーガスの王様とは別物で権力が強くないし、諸侯も結局自分の領地を守るのが第一で、レスターのために命かけて戦う人は誰もいない。原作でヒルダがクロードのために命懸けで戦ってくれるけど、あれはレスターの体質がどうとかじゃなくてヒルダ自身の意志でやったことだから、無双の場合は当てはまらないのだと思う。

だから、帝国貴族のリンハルトやブリギット次期女王のペトラがクロードのやり方に賛成してて、連邦勢がみんな渋ってたのはわかる気もする。味方の損害を最小限にするためとはいえ、レスターのためとはいえ、次は自分が囮になるかもしれないと思われたら瓦解するのがレスターなんじゃないか。レスター諸侯の視座が低いからだめとかじゃなく、クロードの思う新しい世界ってそういうもんなんだよな。強い王様が命令すればみんな納得してついてきてくれるわけじゃない。クロードはパルミラの王子だから、そのへんの感覚が掴みきれてなくても不思議ではない気もする。

とはいえ、先生がいない分の戦力を埋めるのにはランドルフを囮にする方法をとるしかなくて、ああなる以外にどうしようもなくて、先生なしのクロードの限界を感じた。

個人的には、ランドルフよりも、ゴーティエ辺境伯のときのほうがぞわっとした。辺境伯を討ったことを変に正当化しないでくれというか、もはや何も言わないでくれとさえ思ったし、クロードのよくわかんない正当化に乗っかるレスターの子たちにも恐怖を覚えた。ローレンツが違和感もってたみたいなのが救いだけど…でも、正当化が必要だったんだろうな。辺境伯は騎士道とかいう曖昧な価値観のためじゃなくて、ただ友達のために命がけで戦っただけで、悪いのはこっちかもしれないと思われたら最後、ランドルフのときの二の舞になってまたクロードが責められるかもしれない。

クロードは仲間のこと好きだからこそ、もうわかってもらえないのは耐えられないから。とかだったら、うさんくさいように見えて実は繊細な内面を必死で隠そうとしてるわけで、クロードめっちゃええやないか…となる。いやもう複雑すぎて合ってんのかどうかよくわかんないんだけども。畳む


#風花
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